アコの唯一の友達の眼鏡君は同じ基地で働いているけど
所属は空母。船は年に数回クルーズに出てしまう。
眼鏡君は7月頃から2ヶ月のクルーズに出てしまっていた。
そして船が帰ってくる日。
朝の10時ごろ仕事を早く終えたアコが家に帰ってきて
『眼鏡君を迎えに行く』と大張り切り。
船が帰って来ると眼鏡君はアコと同じ基地での勤務地に
なるんだけど船じたいはうちの基地から車で2時間弱の
ところにある別の基地に戻ってくる。
肝心の眼鏡君とはちゃんと連絡が取れていないのに
迎えに行く気になっていた。
ちゃんと連絡取ってから行けば?と言っても聞かないアコ。
せっかちだからとりあえず行くと行ってしまった。
愛ちゃんも連れて行ってくれたから私はゆっくり出来たので良かったけど。
数時間後、家に帰ってきたアコ。
アコが眼鏡君を迎えに船に着いたとき眼鏡君はすでに
電車に乗って友達と飲みに行くところだった。
結局眼鏡君とは会えずに帰ってきて一体何しに行ったの?状態。
『夜に眼鏡君が連絡してくるから一緒に遊びに行く』と健気に待つアコ。
でもしつこいから途中で何度も眼鏡君に電話してた。
眼鏡君は電話には出ないので留守電だったけど。
いつものパターンで分ってるはずなのに学ばないよね、アコ。
眼鏡君の答えが曖昧の時は駄目って意味なのにさ~。
もちろん眼鏡君からは夜も連絡はなかった。
やっぱり私が正しかったね。
アコは『眼鏡君は連絡してくる。賭けるか?』と
信じてたけどやっぱり連絡ないと思ってたわ。
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